我々の生活に欠かせない紙
家をぐるりと見渡すと至る所に、紙製品があるのではないでしょうか。
今日は、紙製品を使う人に知ってもらいたい【FSC認証制度】と、FSC認証マークのついた身近な製品をまとめたのでご紹介していきます!
FSC認証制度
適切に管理されている森林で採れた製品につけられる、森林認証制度のこと
厳しい3つの条件をクリアした製品に付与されます。
- 森林の環境保全に貢献していること
- 地域社会の利益にかなっていること
- 経済的にも継続可能な形で生産されていること
我々消費者が、FSC認証マークのついた製品を買う事で、間接的な応援にも繋がります!
代表的なのは、木材を使用した製品類ですが、きのこやメープルシロップ、竹製品なども対象です。
東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて建設された新国立競技場
日本を代表する建築家・隈研吾さんによる木材を使ったデザインが印象的な建物ですが、森林認証制度を受けた木材だけを使用して造られています。
オリパラの様な国際大会で使用されている賞状類もすべてFSC認証を取得したものが使われます。
身近なFSC認証商品
王子ネピア
我々が日常的に使うトイレットペーパーやティッシュにもこのマークがついています。
ネピアでは、2011年と早い段階からFSC認証に取り組んでいて、ティッシュ箱の側面や裏面にマークがついてるそうなので、確認してみてください。
参考:https://www.nepia.co.jp/fsc/
スターバックスコーヒー
スターバックスでは、10年前からFSC認証製品の使用に取り組み、現在ではペーパーカップ、ペーパーバッグ、ボックス、ペーパーナプキン、レシート、ペーパーストロー、業務用のミルクパックやソイミルクパックがFSC認証の取得を受けています。
さらに、実店舗によってはFSC認証木材を使用したテーブルを使用しているとか。
その他
大手スーパーのイオンや、コープのPB製品には、FSC認証取得済みのものがいくつかあります。
まとめ
今回紹介した製品以外にも、明治のきのこの山・たけのこの里のパッケージもそうですし、紙パックジュースもFSC認証製品があったりします。
今まで気にしていなかっただけで、私たちの身近なところに沢山FSC認証製品があることを知りました。
スターバックスでは、2020年5月を目途にフラペチーノ用の太いストローもFSC認証のものに切り替わるそうです。
気になった方は、色んな製品の箱などをチェックしてみてください。